とりあえず、綺麗になったポンプをエンジンに取り付けてみました。
単体での動作チェックでは、ちゃんとガソリンを吐出していたので、多分大丈夫だろうと。
しかし、期待とは裏腹にガソリンを吸わない…(あ、このポンプ、手動のレバーが付いているので、それで動かしてます)。
何度もレバーを押していて、単体で吐出したときと、レバーのタッチが違うことに気付きました。
「これは、吸ってないというより吐いてない…吐こうとしてるけど、押し戻されてる!」
まずポンプの吐き出し側の接続を緩めてみます。すると、ちゃんとガソリンを吸い、緩めた隙間からガソリンが吹き出しました。でもそこを締めるとやっぱり吸わない、吐かない。
次にキャブのところの接続を緩めます。やっぱり隙間からガソリンが吹き出します。でもその直下のフロート室にはガソリンが溜まっていかない。
もうこれはニードルバルブの固着しかありません。ボルトを外し、バンジョーも外し、ニードルバルブのキャップボルトを外します。予想に反して、ニードルバルブはボルトについてこず、何事もなかったかのようにコロンとそこにありました。
しかし、ここで失敗。ニードルバルブを慎重につまみ出すつもりが、フロート室に落っことしてしまいました。
サイドグラスがガスケットで外れないので、仕方なくキャブレターを取り外し、ひっくり返してニードルバルブを救出。再び組み付けて燃料を送ると、勢いよくフロート室にガソリンが溜まっていくのが確認できました。
今度の週末はいよいよエンジン始動できそうです。
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