お預かり117クーペです。
車検は余裕で通りましたが、まだウチにあります。
まずは、テスター屋さんで指摘された、スタビライザーブッシュの交換です。
ついでに根元が痩せたボルトも交換します。
新品のボルトは根元が平目ローレット加工してあり、軽く圧入しなければならないので、
邪道なやり方で圧入しました。
しかし、片側はスタビ側の穴が広がっていて、全く抵抗ないどころか遊びがあるくらいでした。
薄い方のワッシャも交換しています。
お次は、燃料ポンプまわりの整備です。
オーナーさんから、「ガソリン臭い」と言われたので、点検します。
ホース、ヒビだらけでした。
インジェクション車なのに、ホースを抜いても、ガソリンが噴き出しません。
圧が抜けているのでしょう。ガソリン臭もするわけです。
自分が交換した記憶のない箇所は全て交換することにしました。
ついでに、ポンプの唸り音が気になるので、角目117のダンパーを付けてみました。
音はほんの少し、小さくなった気がします。
大きな変化は、始動性が飛躍的に向上したことです。
燃圧が保たれているということでしょう。これで始動時のバッテリー消費も抑えられます。
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